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「退職時は退職一時金?それとも 企業年金?」



「コラム」
企業年金と退職一時金どちらをもらうべきか?
起業家の皆さんが長年勤めた会社を辞める際に、今まで勤めていた会社から企業年金としてもらうか退職一時金としてもらうか悩ましい選択をされることかと思います。
特に最近はJALの問題で「企業年金って大丈夫なの?」と不安をあおる問題も放出しているからなお更です。退職時に住宅ローンが残っているケースでは、一時金で受け取って住宅ローンを返済して生活を安定させることができます。また、起業資金が不足していれば、資本金や起業資金にあてるなりすることもできます。また一時金で受け取る場合は、「退職所得」として扱われ「退職所得控除」が受けられます。しかも退職所得は、他の所得と合算されない分離課税なので非課税ラインを超えても税額を低く抑えられます。一方、年金の場合は雑所得扱いになります。つまり公的年金と同様に公的年金等控除が受けられ収入から公的年金等控除額を差し引いた額が公的年金等にかかる雑所得の額になります。その場合、非課税ラインは、すべての公的年金をあわせて考えるために非課税ラインを超えて課税される可能性が高いです。ただ、一方では、年金の方が運用益が生じるのでその分受取総額が多くなる可能性はあります。
退職して新たに事業を開始する場合は、転職と違い定年といいうものがありませんので年金という概念は必要ないかもしれませんね。 さらには、企業年金の原資は、原則会社の資産とは切り離して外部に積み立てられているので会社が倒産してもすべてがなくなることはありませんが、仮に企業の積み立て不足の状態で倒産した場合にはリスクが伴います。(確定拠出年金は個人単位で管理されるのでリスクは少ないですが・・・。)
退職時に、今の会社の年金の積立具合はどうなのかによっても選択の判断の材料にできるかもしれません。
ちなみに私の場合は、会社は安定していましたが、一時金で受け取りローンの返済と起業資金に当てました。ローンの返済が減るとそれだけでも気持ち的に楽になりますからね。精神的なものも判断材料になるかと思います。


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